Lakers will not have much 2014 cap space

原文:NBC Sports


NBAファンと多くの球団役員が昨シーズン、レイカーズのつまずきを楽しんだ一方で、すべての人が今後の計画を理解している。そして、それは実現性がとても高いものだ。

レイカーズは来季をどうにか切り抜け、2014年夏のフリーエージェント市場を活用し、大急ぎで再建を図るだろう。フリーエージェントとなる選手を勧誘し、最大額での契約をいくつか結ぶはずだ。報道によれば、レイカーズは LeBron James と Carmelo Anthony を狙っているという。

ただしレイカーズには、みんなが考えているほど十分なキャップスペースがない。彼らの契約状況によると、3,600万ドルくらいのようだ。

Grantland の Jared Dubin 氏がこの件について、おもしろい記事を書いている。ESPN の Larry Coon 氏が予想する来季オフのサラリーキャップである6,200万ドルを含む、Dubin 氏の数字をもとに、もっとも論理的な筋書きと、それによって決まるキャップスペースを考えてみよう。

レイカーズは二人の契約を保持した状態で来季オフを迎える。Steve Nash の970万ドルと、Robert Sacre の915,243ドルだ。また、120万ドルの契約オプションを保有する Nick Young が残留する可能性もあるが、長期契約のために権利を破棄するだろう。そのため、Young はいないことにする。

ところが、1,060万ドルの保証年俸と6,200万ドルとの差額が、そのままレイカーズのキャップスペースとなるわけではない。

キャップホールドの仕組みを知る必要がある。それは、キャップスペースに可算される一時金のことであり、交渉権のあるFA選手(元契約選手)と再契約するために支払う額の価値をもとに算出される。ドラフト指名選手のサラリーや、ロスター枠を埋めるための最低保証額もまた、キャップホールドに含まれる。レイカーズの場合、Kobe Bryant の3,200万ドル、Pau Gasol の2,000万ドル、Steve Blake の760万ドルなどがキャップホールドとして計上される。これらのキャップホールド額を考慮すれば、レイカーズのサラリー総額は8,600万ドルとなり、サラリーキャップとラグジュアリータックスのラインを大きく超えるため、誰とも契約できない。

もっとも可能性が高いのは、レイカーズがシーズン中に Gasol をトレードすることであろう。または、FA選手との契約が解禁されたときに、Kobe を除いて、FA選手との交渉権をすべて破棄することだ。Gasol や他選手との交渉権を破棄すると、それぞれが507,336ドルの最低保証額へと置き換わるため、レイカーズにはキャップスペースが生まれる。ただし、来季のドラフト指名順位によって、100万ドルから150万ドルの一時金も計上される。

Kobe については、Tim Duncan や Kevin Garnett がそうであったように、レイカーズが格安で再契約すると、筆者は予想している。Kobe は減給を望まないと言っているが、それは交渉であり、1,000万ドル付近でチームに戻るだろう。

すると、レイカーズが支払うサラリーは Kobe の1,000万ドル、Nash の970万ドル、ドラフト指名選手の100万ドル、Sacre の915,243ドル、そして8人分の最低保証額であり、総額は約2,600万ドルとなる。

つまり、2014年夏の時点でレイカーズが確保できるキャップスペースは3,600万ドルだ。

LeBron が最大額で契約した場合の初年度サラリーは約2,000万ドル、Melo の場合は2,300万ドルとなる。レイカーズは二人同時に最大額で契約することはできず、Melo の減給を交渉するのも難しいだろう。以前にも述べたように、LeBron と Anthony がそれぞれのチームを離れるとは思えないが、レイカーズが実行可能な範囲で最大の結果を考えなければならない。念頭に置いてほしいことがある。レイカーズは2014-15年シーズン、リピータータックスを避けるために、タックスラインよりも下のサラリー総額を望んでいる。

それによって事情は変わる。レイカーズはキャップスペースをさらに空けるため、一例として Nash を解雇し、分割払いに切り替える可能性がある。また、Gasol などの契約選手をシーズン中にトレードし、さらに支払額を下げるかもしれない。筋書きはいくらでもある。

ほとんどの評論家は、レイカーズがすぐに再建すると推測している。ロサンゼルスでのプレイ、古豪チームでのプレイを望む選手がいるからだ。しかし新労使協定によって、レイカーズ式のチーム再建はより難しくなった。複数の選手と再契約を結ぶ場合は、減額しなければならない。

新労使協定の目的は、お金だけに頼っているチームに対して、それを難しくし、金銭的負担も大きくすることだ。レイカーズが、その効果を知る上での好例になる。



Tips to translate

  • muddle through = どうにか切り抜ける
  • on the fly = 大急ぎで

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