LeBron James had doubts about joining the Heat

原文:USA TODAY


LeBron James は次回のフリーエージェントについて話すことを拒んでる。しかし先日、クリーブランド・キャバリアーズを離れてマイアミへ移籍するという、物議を醸した2010年の決断について振り返った。2月17日にNBA TVで放送されるインタビュー番組にて彼は、彼自身と Dwyane Wade が疑念を持ったことを認めた。2010-11年シーズンのヒートが出だしでつまずいたときのことだ。

あのシーズンの序盤、チームは9勝8敗だった。理想的なプレイではなかったし、呼吸も合っていなかった。そして、僕と D-Wade はお互いの顔を見ることがあった。正しい選択だったのだろうかという気持ちでね。

今振り返れば、この考えはおかしいように思える。ヒートはビッグスリー結成後の3シーズン、毎年ファイナルへ進出し、二連覇を果たしている。James、Wade、Bosh の決断が正しかったことは明らかだ。しかし2014年の今、あの移籍が完璧な出だしではなかったことを忘れるのは容易である。

不評だったTV特番“The Decision”や、ヒートが彼らを迎えるために開催したド派手なパーティは、NBAファンに広く愛されていた James を世界の悪役へと変貌させた。あらゆるミスがソーシャルメディアやプレスカンファレンスで批判される存在になってしまった。彼にとっても簡単な移籍ではなかったはずだ。

もし James が当時、なんらかの疑念をほのめかしていたら、あらゆる方面から攻撃されていただろう。2度の優勝と2度のファイナルMVPを勝ち取り、スポーツ界で確固たる地位を築き、ファンに好かれる存在へと戻った今、彼の成功が当たり前ではなかったときのことを検討するには、よりよい時期である。

世界一の選手がこの点に関して心穏やかなほうが我々も幸せだ。



Tips to translate

  • reflect on = ~をよく考える、~を回顧する
  • have second thoughts about = ~について考え直す、疑念を持つ
  • get off to a slow start = スタートで遅れる
  • anything but = ~とは程遠い
  • hint at = ~をほのめかす
  • in the good graces of = ~に好かれている
  • It is a given that = ~は当たり前のことだ

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